蝿
文房具店でいいなと思い使っていたメモ帳を、お父さんが使ってたやつだと母に言われる。
黒以外の服を選べない。
何故かわずかに色の入ったサングラスに惹かれる。
無意識な口癖や言葉のイントネーションに父親の面影を指摘される。
何か予定外のことが起きた時、自身の行動を省みる前にどうにかして自分以外の何かから原因を探ろうと思考を働かせる自分に気付く。
大学院で5人連れの男子グループとすれ違い、血の気が引く。
大概の人が必ず数人連れで移動する施設空間を1人で歩く。
孤独に対する耐性……人生スパンの絶対的孤独ではなく、狭い人間関係を広げようとせず起きている時間の大部分を1人で過ごすことに苦を感じない自分を俯瞰で認識する。
煙草も酒も好む。
自分が決して優秀で無いことに気付く。
蝿から生まれるのは蝿だけなのかも知れない。
たとえば、都内を中心に斬新な店名で展開する新興のまんこ専門店チェーンができたとして
その場合に考えられそうな名前を考えていこう。
・まんこの気持ち
・女性器の新世紀
・こっちから産まれたかった
・穴があったら入りたい
(随時更新)
夢録 2025.9.24
滅多に見ることのない明晰夢だった。
家から一駅のそこそこ大きい駅が、都内のはずだったが……港湾より開けた、海沿いの観光地になっていた。
私たちは家族でそこへ来ていて、特に有名な、海岸の一部に間欠泉が噴き出すスポットを観る列に並んだ。
母と妹と別れた私は、間欠泉の辺りを回る短い巡航ツアーのようなものに乗った。
乗ったのは船頭を除いて1人くらいしか乗れない小型の物体で、大きい岩に酷似しているが軽くて水に浮く、謎の乗り物だった。
船頭は死んだ親父だった。
絶縁してから暫くの間、たまに夢に出るとき親父は私の明確な敵だったが、死んでからは全く毒の抜けた大人しい男として出てくるようになった。おそらく、私の魂が親父を脅威と認識しなくなったのだろう。
この時の親父もすっかり朗らかな男で、口数こそ少なかったが、船頭となった自分を受け入れて真面目に働いているようだった。
あるいは、口数が少なかったのは私が父と話すことをまだ拒否しているためかもしれない。
親父の動かす岩のような船に揺られて開けた海の風を浴び、私は気分が良かった。
親父の背中を見ていて気分が良いのは生まれて初めてだった。
船がターニングポイントに着くと、出発した係留場に引き返す体制に入るため、船体をぐるっと転回させる必要があった。
親父は高圧的でない言い方で……私に、ターニングポイントの壁になっているところを軽く蹴るように頼み、私が言われた通りにすると船は親父の操舵によって見事にターンした。
岩の窪んだところにできた海水溜まりに大量の吸殻が捨てられているのを見て、やはりこの男は親父だと思った。
途中、猫が嘔吐する声で起こされた。
吐瀉物にティッシュを被せながら、私は早く寝て夢の続きを見たいと思い、そう思った自分を受け入れていた。
死んで無害になってからしばらく経ち、最後に生きているのを見た日から3年ほど経って生前の声や顔が抽象的な記憶に置き換えられつつある今、私に芽生え始めたほんの小さな悔恨の芽と……イデア的な父親という概念への憧れが、父親との記憶を捏造するべく脳に訴えているのだろう。
夢の続きを見たかどうかは覚えていない。
何が嫌いかで自分を語ろう
(順不同)
大声
薄めたウイスキー
他人のタバコの臭い
自分と同世代か歳下で成功している、才能のあるアーティストやタレント
ブレイキングダウン
必要以上にグロや露悪的な要素を強調することで売れようとしている漫画作品
年金
極右政党
粗品とあのが一緒になっている状態
SASUKEで落ちた後、他出場者にアドバイスを怒鳴りすぎて偉そうに見えている時の岩本照
ヤフコメ民
レオ/優里
健康増進法
コムドット
みそきん
Xを中心にポエムや弊社の外国人系の嘘で人気を稼ぐインフルエンサー
「ネットミームになっているおもしろ動画を見る」だけの動画をリアクション企画として投稿することで、普通に自分が面白くあることをサボっているYouTuberや芸人
ホリエモン
サッカー
サッカー部員
野球部員
バレーボール
バレーボール部員
バスケ
バスケ部員
ゴキブリ
前が見えていなさそうな髪型の大学生
昼過ぎの駅前にあるタリーズやエクセルシオールの喫煙ルーム前でサラリーマンが列をなしている状態
加熱式タバコしか吸えない喫煙席
喫煙ルームに座席を置いてはいけず、座って煙草を吸える座席を設ける場合は喫煙目的店とかいう分類で営業しなければならない、とかいうルール
シガーバーなど個人経営のコンセプトバーの店主がやっている、初心者や自分と違う嗜好の人を見下すことに主眼を置いた偉そうな書きぶりのブログ
雨の日の水たまりに沈んでいるミミズの死骸
ラーメン二郎とその親戚
酔っ払い
MBTI診断に流行りのちょっとした遊び以上の価値を見出している人
広義のヤリ目しか登録しないようなマッチングアプリのプロフィールに「ヤリ目やめてください」とかわざわざ書いている人
イーロン・マスク
シーシャとボードゲームを両方やる人
筋トレは全てを解決するみたいな言説
読書が高尚な行為であるという風潮
3人以上のグループ
アカデミー賞授賞式のウィル・スミスを擁護するにあたって鎌倉時代の武士とジョジョの話を持ち出す人
最近の佐山サトル
アルコールのジョッキに一文字でも何か余計なことが書いてある居酒屋
男性アイドルやアーティスト同士のコラボで、二人が柔道ぐらいの距離感で向かい合ってお互いにサビの部分を怒鳴り合っている演出
紅白で、大して歌が上手いわけでもない大御所タレントが何人か集まって、誰かに提供してもらった人情や人生がテーマの歌を歌っている時間
野原ひろしが一軒家を建てて家族を養っているから実は優秀な男である、みたいな言説
声優が死んだときに投稿される、代表作のキャラクターが死んだみたいなファンアート
「とあれほど」「のよな」「だよぬ」で終わるツイート
こっちから振っていないのに自分の話をしようとする美容師
腕の内側の血管に刺すタイプの注射
円安
DJふぉいの画像を使ったネタツイ
目的語か主語が「男」「女」のツイート
冷笑を冷笑することでさらに尖っている感を出そうとする風潮
QRコードを読み取ってメニューを表示させる形式のくせに注文は店員を呼ばなければいけないシステムのカフェ
呼んでないのに店員が話しかけてくる服屋
一人称が「先生」の医者
物理的に熱いものを形容する以外の用途で用いられる「激アツ」という言葉
(教室や公共の空間が)散らかっているので片付けろ、という旨の注意をした後に「汚い」と一言添える、目上の女性
「激重感情」という言葉
「わちゃわちゃ」という言葉(そんな状態は無いため)
LINEの文面で漢字変換できる単語をひらがなで送ってくる奴
口頭会話のテンポ感でLINEをしてくる奴
ドナルド・トランプ
ドナルド・トランプの支持者層
新宿
〇〇するのやめれる?っていうレスポンス
無意識でやっていた仕草や習慣について指摘された時、「やめろよ!コイツはこれがかっこいいと思ってやってるんだからw」と言って擁護する風に茶化してくる奴
渋谷
ビートたけし以外のあらゆる人物が歌う浅草キッド
子供を叱る時、命令口調を使う若い母親
最近の営業・コンサル・ビジネスマンの、鍛え上げて日焼けさせた肉体にパツパツのネイビーのスーツを着る感じ
そういう人たちのさらに上澄みが起業するときに屋号に付ける「塾」という言葉
山手線
マネーの虎とその親戚たち
アニメや漫画の二次創作で、キャラクターが他キャラの言動を点数の書かれた手札で採点しているやつ
メルカリのプロフが偉そうな人
人気美形キャラクターが飲食店のスタッフとかの設定で潜入していて、美形すぎて驚いたお客さんの異性キャラが「良ッッ!!??!?!」とか言ってパニックになっているだけの内容の二次創作
電車の座席で膝の上にリュックを乗せ、その上でスマホをいじるために肘を突っ張らせてるバカ
食い意地が張ってる奴
空腹だからとかいう衝撃の理由で当たり前みたいに不機嫌になるという、本来なら小学校低学年までに卒業してなきゃいけない自己管理能力の欠陥を恥じない奴
他者に対する注意や指示を、自分の感情や不快因子を述べるだけで行う奴(うるさい、汚い、など)
無知な客の車両をSNSに晒してインプレッションを稼ぐ車屋、バイク屋
「命」という三人称(例:守りたいこの命)
(随時更新)
近況
この2年を振り返ってみる。
まず親父の浮気が発覚し、母と結託して離婚に漕ぎつけた。
俺は法科大学院に一浪で合格した。
離婚して一年ほど経ったくらいに親父は足立区で孤独死し、2023年の大晦日に葬式に参加する羽目になった。詳しくはまた書く。
法科大学院に入学して半年で留年がほぼ確定した。
24歳になり、いよいよ焦ってマッチングアプリに課金してみた。女は無料、男は女から届いたメッセージにデフォルトでモザイクがかかっており、これを外して読むためには月額6000円くらい(まとめ買いでお得になる)払わなければいけない仕組みだった。
いい年になった男が自力で恋愛をできないことは罪で、月額6000円払うことが罰なのだろうという気がした。
登録してすぐ1人とマッチングした。
6000円払ったのでメッセージが使えるようになったため、俺から質問をして、相手がそれに最低限の内容を答えるという会話のラリーを5回くらいした。
5回目くらいの返信が来たところで、俺は別に知らない女にインタビューをしたくて6000円払ったわけではないのである、と思ってメッセージ欄を消した。
前記事にコメントをくれた人へ
こんなブログにわざわざ好意的なコメントをくださってありがとうございます。半永久的に受験生をやっており、更新しておりませんでしたが本当に有り難いです。
現実の友人に見せてしまった際にありえないぐらい否定されたのでびっくりした勢いで幾つか記事を消してしまい、返信できなくなったので新記事でお礼を書きます。
夢日記
2023.9.29の夢
同僚が死んだ。
死んだ同僚は、なんかスーパーで売ってる銀の皿に乗った豚バラと牛の焼肉セットみたいなスライス肉になって帰ってきた。
俺(めちゃくちゃ運転が上手いという理由で社長に気に入られている)は焼肉セットになった同僚を弔うため、社用車に同僚と社長を乗せて、ありえないぐらいぐちゃぐちゃに車が停められているどっかの駐車場(なんかの建物の屋上)に向かった。例によって俺が乱雑に停めちらかされた車の間をスイスイ抜けていくので、社長は俺を褒め倒していた。
駐車場には弔い屋がいた。
弔い屋は俺より一回り年上のチャラついた男で、さっそく菜箸を使って同僚を弔い始めた。具体的に同僚をどうやって弔っているのかはわからなかったが、少なくとも焼いているわけではないらしかった。
弔い屋は「死んだ彼がいつでも自分の近くにいるとイメージを持つのが大事。自分の斜め上に彼用の座標を設定して、例えばその座標が近くの電柱とかと被ってる時なんかはその電柱にめり込んだ状態で彼が立ってるイメージを持った方がいいよ」と言う。
俺は「はい」と返事した後、「でも、そういうふうに架空のイメージを持ち続けるといつか統合失調とかになりそうで怖いですね」と言った。
それが気に食わなかったらしい弔い屋は急に俺に顔を近づけ、「でもそういうこと言う奴は最初からはいとか言わないけどね」と急に詰めてきた。
俺は「何こいつ」と思った。